
こんにちは。コージです。
そろそろエコスタイルでんきからの乗り換え先を考えないといけないので、直近の電力会社の比較をしてみましたので、ご報告します。
ちなみに、エコスタイルでんきはめちゃくちゃ安い電力会社だったのですが、先の電力料金改定のせいで、安くない電力会社になってしまいました。残念。


さて、エコスタイルでんき料金が2025年7月に上がってしまいますので、今回は安いといわれている電力会社全9社を比較しましたので、その結果をご紹介させていただきます。
結論
まずは、結論です。
9社を比較して、いろいろ検討した結果、今回は、「0円でんき」に契約することに決めましたので、その理由を解説していきたいと思います。
全9社のシミュレーション結果
今回シミュレーションした電力会社9社はこちらです。
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東京電力
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オクトパスエナジー
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コスモ電気
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シン・エナジー
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下町でんき
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TERASELでんき
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MTエナジー
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0円でんき
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エコスタイルでんき
まずは、1社ずつシミュレーション結果を見ていきましょう。
※シミュレーションとしては、東京地域、50A、500kWhとして算出しており、燃料費調整額、再エネ賦課金などは、2025年7月度分を適用しております。
東京電力のシミュレーション結果
まずは、基準となる東京電力を見てみましょう。
基準となる東京電力は、18,335円となりました。あとは、電力会社各社が、この金額からいくら下がるかが問題です。
オクトパスエナジーのシミュレーション結果
次に、オクトパスエナジーを見ていきましょう。※オクトパスエナジーは、近年、広告に力を入れていて、SNSでも結構人気な電力会社です。
結果は、17,449円でした。東京電力よりは安くなりました。
※オクトパスエナジーの電力料金は安いのですが、燃料費調整額(電源調達調整費)が、東京電力とは異なり、高いので注意が必要です。
コスモでんきのシミュレーション結果
続いては、私が昔契約していたコスモでんきです。
結果は、17,465円でした。東京電力よりは安いですが、オクトパスエナジーとほとんど変わりませんでした。
シン・エナジーのシミュレーション結果
続いて、私が一つ前に契約していたシン・エナジーです。いろいろ調べた結果、シン・エナジーに乗り換える人は多いです。
結果は、16,450円。やはり、他社と比べると安いですね。
ただし、私もかつてシンエナジーに契約していたので分かりますが、シン・エナジーの注意点としては、電源調達調整費の変動が激しい点です。
ちなみに、これが過去1年分の電源調達調整費の推移です。
この表を見ると、5,6,7月は0円程度と低い傾向がありますが、9月、10月くらいには5円近くまで上がっています。
ちなみに、こちらは、東京電力の燃料費調整額の推移です。
これを見ると、ほとんど燃料費調整額の変動は無いことが分かります。そのため、電源調達費が安いときのシン・エナジーの電気料金を見て契約してしまうと、電源調達費が上がったときに、思ったより電気料金が高くなってしまうこととなりますので、注意が必要です。ちなみに、7月度分の電源調達費は安い方ですので、16,450円は、安い時の金額だということを認識しておきましょう。
下町でんきのシミュレーション結果
さて、続いて下町でんきです。
下町でんきは、17,560円でした。まあまあの結果です。
TERASELでんきのシミュレーション結果
次は、TERASELでんきです。
TERASELでんきのシミュレーション結果は、16,980円でした。こちらもまあまあです。
MTエナジーのシミュレーション結果
続いて、MTエナジーです。
MTエナジーのシミュレーション結果は、15,960円でした。16,000円を切りました。結構安いですね。
0円でんきのシミュレーション結果
次は、私が契約した0円でんきです。
0円でんきのシミュレーション結果は、15,960円でした。こちらも16,000円を切りました。
エコスタイルでんきのシミュレーション結果
最後は、私が契約していたエコスタイルでんきです。
エコスタイルでんきのシミュレーション結果は、17,905円でした。高い!残念!
番外編:enひかり電気
ちなみに、番外編として、enひかり電気もご紹介しておきます。まずは、enひかり電気のシミュレーション結果を見てみましょう。
シミュレーション結果は、なんと、15,030円。一番安いです。
じゃあ、enひかり電気に契約すればいいのですが、残念ながら、enひかり電気は、enひかりの契約が必要となります。
電気料金は一番安いですが、enひかりの契約が必要なので、番外編とさせていただきました。
シミュレーション結果まとめ
さて、これまで計算したシミュレーション結果をまとめてみていきましょう。
この表のとおり、全9社の料金を比較してみると、「シン・エナジー」、「MTエナジー」、「0円でんき」の料金が安いことが分かります。
各3社の注意点
ただ、注意点としては、、「シン・エナジー」、「MTエナジー」は、電源調達調整費のため、安いときと高い時のギャップがあります。昨年ベースですと、5円の違いなので、このシミュレーションでは2,500円高い月もあるということとなります。
一方、0円でんきは、解約金があります。解約金の条件は、1年未満で解約する場合は、3,000円の違約金が発生します。
ちなみに、過去1年分の電源調達調整費と燃料費調整額の平均を適用した場合のシミュレーション結果は次の通りです。
これを見ると、シン・エナジーは17,090円。MTエナジーは16,620円。0円でんきは、16,225円となるので、電源調達調整費と燃料費調整額の平均で計算しなおすと、0円でんきが一番安いということが分かります。
0円でんきは、1年未満の解約で3,000円の違約金が発生してしまいますが、この状況であれば、8カ月以上契約すると得することが分かりますので、今回、私は、0円でんきで契約することにしました。
なお、電力料金は改定が激しいため、どこかの電力会社が安くなったり、0円でんきが高くなったりした場合は、損する可能性もありますので、ご契約を考えている方はご注意いただければと思います。
とはいえ、違約金は3,000円程度ですので、私は、もし、この1年以内に格安の電力会社が現れた場合は、3,000円を支払っても得する場合は、躊躇なく契約を変更するつもりです。
このブログでは、今後も各社の電力会社が無いかを探して、そのとき、そのときの最適な電力会社を紹介していきたいと思います。
2025年6月現在の電力会社比較まとめ(東京エリア・50A・500kWh想定)
- 比較対象は9社+番外編1社(enひかり電気)
- 東京電力/オクトパスエナジー/コスモでんき/シン・エナジー/下町でんき/TERASELでんき/MTエナジー/0円でんき/エコスタイルでんき+enひかり電気(番外編)
- 最安値の電力会社(通常契約可能な中で)
- 0円でんき:月額15,960円(7月度シミュレーション)
- 平均燃料費調整などを考慮しても、年間で一番安定して安い
- 注意点:0円でんきの契約条件
- 1年未満の解約で3,000円の違約金が発生
- ただし、8カ月以上契約すれば他社よりもお得
- その他の注目電力会社と料金(7月度)
- シン・エナジー:16,450円(ただし電源調達調整費の変動あり)
- MTエナジー:15,960円(同上)
- TERASELでんき:16,980円
- 東京電力:18,335円(基準)
- enひかり電気(最安値:15,030円)は番外編
- 「enひかり」契約者限定のため、今回は除外
- 平均値での再計算結果(過去1年の費用調整額を反映)
- 0円でんき:16,225円(最安)
- MTエナジー:16,620円
- シン・エナジー:17,090円
まとめ
2025年6月現在、東京エリア・50A・500kWhの条件でシミュレーションした結果、「0円でんき」が最も安い電力会社となりました(※enひかり電気を除く)。特に、燃料費調整額・電源調達調整費の過去1年の平均を考慮した場合も、0円でんきが最安値となることが分かりました。
ただし、0円でんきには1年未満の解約で3,000円の違約金が発生する点には注意が必要です。一方で、他の格安電力会社(シン・エナジー、MTエナジーなど)は月によって電源調達調整費が大きく変動するため、料金にばらつきが出る可能性があります。
現時点では、「8カ月以上使う予定」であれば0円でんきがもっともコスパの良い選択肢といえます。ただし、今後も電力料金の改定は続く可能性があるため、定期的な見直しは欠かせません。
今後も、このブログでは、最新の電力会社情報を随時お届けしていきます。
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