みなさん、こんにちは。コージです。
2023年1月度の燃料費調整単価が発表されました。
2023年1月度燃料費調整単価(関東エリア)
2023年1月度の燃料費調整額は、12.99円/kWhとなり、前月から+1.07円上昇となり、引き続き、過去最高価格を更新し続けています。
また値上がりなの?
残念ながら、引き続き、電気料金はますます高くなる一方のようです。
ちなみに、2022年12月度情報はこちらです。
2022年12月度は、11.92円/kWhだったのに対し、2023年1月度は、12.99円/kWhとなり、もはや、いつまでこの上昇が続くか分かりません。
全国エリアも過去最高価格を更新中
関東エリア以外の全国の燃料費調整額も、軒並み過去最高額を更新し続けています。
最も高い中国エリアは、1kWhにつき15円を超えています。
2023年3月までは燃料費調整額の上限ありのプランがお得
ここまで燃料費調整額が上がってしまうと、燃料費調整額の上限の有無がとても大切になってきます。
たとえば、東京電力の従量電灯プランなどの規制料金プランは、燃料費調整額の上限価格が設定されているため、5.13円/kWhという安い金額が適用されます。
逆に言うと、燃料費調整額の上限がない自由料金プランだと、電気代が高くなる一方です。
燃料費調整額の比較(500kWh使用した場合)
たとえば、月に500kWhを使用する家庭の場合、燃料費調整額の差は、単純計算で以下の通りとなります。(燃料費調整額の計算は、毎月の使用電力量に、燃料費調整単価をかけます。)
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規制料金プラン(燃料費調整額上限あり):5.13円/kWh×500kWh=2,565円
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自由料金プラン(燃料費調整額上限なし):12.99円/kWh×500kWh=6,495円
こんなに違うの?
燃料費調整額の差額は、なんと、3,930円にもなり、まったく同じ電気を使用したにも関わらず、契約プランの違いだけで、3,930円の損となります。
ちなみに、電気代のシミュレーションをしてみると以下の通りとなります。
東京電力(従量電灯Bプラン 50A 500kWh使用)※燃料費調整額上限あり
東京電力(スタンダードプランS 50A 500kWh使用)※燃料費調整額上限なし
まったく同じ電気を使用しても、一方では17,261円の請求が来て、もう一方では、21,187円の請求がくる世界です。
ただし、従量電灯プランの節約術は2023年3月まで
残念ながら、この電気代の節約方法は、少なくとも2023年3月までとなります。
なぜなら、大手電力会社は価格改定と燃料費調整額の上限変更を政府に申請しているためです。(ご参考記事を以下に貼っておきます。)
申請が承認されると、2023年4月からは、いまの価格設定の前提が崩れてしまうので、また新しい契約を検討する必要があります。
まとめ
ということで、今回は、最新の燃料費調整額の情報をお伝えさせていただきました。
私は、燃料費調整額が少しでも下がってくれることを願っていましたが、残念ながら、引き続き、電気料金は上がる一方のようです。
このブログでは、今後も、最新の電気料金に関する情報を集めて、高すぎる電気代で損しない方法をご紹介していきたいと思います。
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