みなさん、こんにちは。コージです。
前回は、日本国債の金利が上がっており、銀行に預けているお金は個人国債を購入した方がお得ですよ。というお話をご紹介しました。
前回のお話をおさらいすると、現在、日本国債の金利が上昇しており、直近の変動10年の個人向け国債の利回りは0.72%となり、2年以上銀行預金に入れているだけのお金(余剰資産)は、個人向け国債に変えるとお得ですよ。というお話でした。
個人向け国債で毎月不労所得を得る方法
今回は、その個人向け国債から、毎月チャリンチャリンと不労所得を得る方法をご紹介します。
なんだか楽しみね♪
毎月チャリンチャリンと不労所得が入ってくる状態にするのは、わくわくする楽しいことなので、一種のエンタメだと思って聞いていただければ幸いです。
まず、大前提として、個人向け国債を購入すると、半年ごとに利子が支払われます。
例えば、直近の個人向け国債の変動10年(第172回)を見てみると、
発行日は令和6年8月15日となり、利払い日は、毎年2月15日及び8月15日 と記載されています。
要するに、この国債を購入すると、今後10年間、2月と8月に利子を受け取れるということです。
これを踏まえて、毎月利子を受け取れるようにするには、半年間、国債を毎月購入すればいいということです。
つまり、今回の変動10年(第172回)を購入した場合は、あと5か月分の変動10年(第173回~第177回)分まで分散して購入すれば、今後10年間毎月利子を受け取れることとなります。
個人向け国債と利払い月
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変動10年(第172回):2月、8月
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変動10年(第173回):3月、9月
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変動10年(第174回):4月、10月
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変動10年(第175回):5月、11月
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変動10年(第176回):6月、12月
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変動10年(第177回):7月、1月
これで、1月~12月の間、毎月利子が支払われるようになります。
日本国債の購入シミュレーション
ここで、日本国債を購入した場合のシミュレーションをしてみましょう。
※シミュレーションの利率としては、直近の変動10年の利回りの0.72%を利用してみます。
月10万円を購入した場合(合計投資額:60万円の場合)
個人向け国債を10万円、半年間購入した場合は、この通りです。
毎月10万円の個人向け国債を半年間購入(合計購入額は60万円)すると、毎月360円の利子が発生し、税引き後でも、287円の利子が受け取れることとなります。税引き後の年間利子は3,442円となります。
月20万円を購入した場合(合計投資額:120万円の場合)
続いて、月20万円の個人向け国債を購入した場合。
こちらは、税引き後で毎月574円の利子がチャリンチャリンと入ってきます。年間では6,885円の利子を受け取ることができます。
月50万円を購入した場合(合計投資額:300万円の場合)
最後に、毎月50万円を購入した場合(合計投資額は300万円)のシミュレーションです。
この場合は、毎月税引き後で1,434円の利子を受け取れます。年間だと17,212円の利子を受け取れますね。
ただし、このシミュレーションは、変動国債の直近の利回りを0.72%と固定して計算していますが、金利が上昇すれば受け取れる利子は増えますし、金利が下がれば受け取れる利子は減りますので、ご注意ください。
※一般的な銀行口座に預けた場合のシミュレーション
ちなみに、一般的な銀行口座(金利:0.02%)に300万円預けた場合のシミュレーションも載せておきます。
例えば、300万円預けても、年間478円の利子しか受け取れないことが分かります。
一括で購入するのと月をずらして購入するのはどちらがいいか?
ここでちょっと疑問がわいてきます。
そもそも個人向け国債は一括で購入するのはダメなのか?
この答えは、全く問題ありません。
特に、変動10年の個人向け国債であれば、半年毎に金利が変わりますので、一括で購入しても、金利上昇があったら、持っている国債の金利も上がってくれます。
ただ、今回は、最初にお伝えした通り、エンタメとして、毎月不労所得(利子)が欲しい!ということを満たすために、毎月ずらして購入する楽しさをご紹介しました。
まとめ
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月の不労所得の取得方法
個人向け国債は半年ごとに利子が支払われる。
例えば、直近の個人向け国債(第172回)は2月と8月に利子が支払われる。
半年間、毎月国債を購入することで、毎月利子を受け取れるようになる。 -
購入シミュレーション
月10万円を半年間購入:税引き後、毎月利子287円、年間利子3,442円。
月20万円を半年間購入:税引き後、毎月利子574円、年間利子6,885円。
月50万円を半年間購入:税引き後、毎月利子1,434円、年間利子17,212円。 -
一括購入と毎月購入の比較
変動国債の場合、金利が変動するため、一括購入でも利子は変動に応じて増減する。
一括購入も問題ないが、今回は毎月不労所得を得る楽しさをご紹介しました。
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