【残念】東京電力2023年に電気料金が上がります（回避不可）

コージ

みなさん、こんにちは。コージです。

ついに、東京電力も電気料金が値上げとなります。

東京電力は2023年以降、家庭向けなどを含むすべての電気料金の値上げ検討が発表されました。これには、国の許可が必要な「規制料金」が含まれ、来年度以降電気料金が上がることは避けられない状況です。

規制料金と自由料金の違い

規制料金は、電力自由化の前から提供されている料金プランで、国からの認可が必要な料金プランです。

規制料金プランは、料金の上限が法的に決められていて、電力会社が自由に価格付けをできないプランです。さらに、燃料費調整額の上限もあります。※ちなみに、東京電力の従量電灯プランも規制料金のプランの1つです。

電力価格が高騰している2022年11月現在、燃料費調整額の上限がある規制料金プランの方が、電気料金が安くなる傾向にありました。そのため、このブログでも、東京電力の従量電灯Bプランに乗り換えることをおすすめしておりました。

コージ

私も現在、従量電灯Bプランで契約しています。

しかし、今回の東京電力の発表によると、この規制料金の電気料金を上げることを検討しているようです。

※参照：東京電力HP（※赤字、赤枠はこちらで追記）

これまでは、燃料費調整額の上限の有無が電気料金の判断材料だったのですが、そもそもの基本料金や従量料金の値上げがありそうです。

自由料金のプランは、電力自由化以降に登場した電気料金プランで、規制料金とは異なり、法的な制限もなく、燃料費調整額の上限も自由に撤廃できます。

実際に、これまで、多くの新電力会社が料金改定や燃料費調整額の上限を撤廃してきました。

自由料金は、電力会社が自由に価格を設定できるのに対し、規制料金は、国の認可が必要となる点が異なります。

今回、東京電力は、規制料金の価格改定を検討することを発表しました。

その背景には、大手電力会社10社すべてが規制料金の上限に達していて、経営が赤字状態。ということがあります。

大手電力会社の2022年度上半期決算は次の通りです。

ほとんどの会社が大赤字で真っ赤です。特に東北電力と東京電力は大きな赤字になっています。そのため、今回、東京電力を含めた多くの電力会社で値上げが発表されています。

東京電力の社長も、「お客様への安定的な電力供給を継続するために、規制料金を含めたすべての低圧の料金メニューについて見直しに向けた検討をさせて頂きたい」と発言されています。

これだけ赤字だと、大手電力会社もしかたなく値上げするってことなのね。

2022年11月時点では、検討段階のため、どれくらい値上がりするのかや詳細の時期は、まだ発表されていません。

規制料金の値上げについては、申請から国の審査には数か月かかると言われており、おそらく、2023年春ごろになるといわれております。

また、どれくらい値上がりするかはわかりませんが、いまの赤字を解消するには、数パーセントでは済まされないので、数十パーセント値上がりすると思われます。ちなみに、法人向けの料金については、既に、12～14％の値上げが発表されています。

コージ

いくら値上がりするかなどは、情報が公表され次第、このブログでも、その情報を踏まえて、どこの電力会社がいいかなどを発信していきたいと思います。

今回の根本原因は、いわずと知れた、天然ガスや石炭などの資源高と円安です。この世界情勢が改善しなければ、今後も電気料金は上がり続けるか、高止まりをする可能性が大です。

そのため、我々いち消費者としては、今後も、この変化する状況の中でも、より賢い選択をしていくしかありません。

現状の場合は、

ということしかありません。

確実に上がる電気料金ですが、その中でも無駄なコストを払わないように、情報を集めて、最適なプランを見つけていきましょう。

コージ

このブログでは、今後も情報を集めて、私が契約した電力会社情報などをお伝えしていきたいと思います！