ついに税引後1%超え!歴史的な高金利時代が到来

2026年1月募集の個人向け国債変動10年型の金利が確定しました。
税引後で1%を超えるのは、個人向け国債の変動10年が2003年に発行されて以来、初めてです。
一方、メガバンクの普通預金金利は2026年2月から0.3%に引き上げられる予定ですが、それでも個人向け国債と比較すると、約4.6倍もの差があります。
「国債って難しそう」「銀行預金の方が安心」と思っている方も多いかもしれませんが、実は個人向け国債は銀行預金と同じくらい安全で、しかも圧倒的に高金利なんです。
この記事では、今話題の個人向け国債について、初心者の方にもわかりやすく解説していきます。
個人向け国債とは?
個人向け国債とは、国が発行する債券を個人が購入できる金融商品です。
3つの特徴
1. 元本保証 国が責任を持つため、銀行預金と同様に元本が保証されています(日本国が破綻しない限り安全)。
2. 1万円から購入可能 まとまった資金がなくても、1万円から始められます。
3. 中途換金も可能 1年経過後であれば、いつでも換金できます(直前2回分の利子相当額×0.79685が差し引かれます)。
3つのタイプから選べる
個人向け国債には、3つのタイプがあります。
今回注目の変動10年型
今回金利が、1.39%(税引後1.1076215%)となったのは、「変動10年型」です。
この商品は、半年ごとに金利が見直されるため、今後さらに金利が上昇すれば、受け取る利息も増える可能性があります。
逆に言えば、金利が下がるリスクもありますが、最低保証金利0.05%が設定されているため、大きく損をすることはありません。
銀行預金と徹底比較!
具体的に、100万円を1年間預けた場合の利息を比較してみましょう。
利息比較(100万円を1年間預けた場合)
メガバンク普通預金(2026年2月以降、金利0.3%)
- 税引前利息:3,000円
- 税引後利息:約2,391円
個人向け国債変動10年型(金利1.39%、税引後1.1076215%)
- 税引前利息:13,900円
- 税引後利息:約11,076円
差額:約8,685円
つまり、個人向け国債なら銀行預金の約4.6倍もの利息を受け取れるのです!(注:半年複利の計算を簡略化しているため、実際の金額とは若干異なる場合があります)
さらに大きな金額で比較すると?
500万円を1年間預けた場合
- メガバンク普通預金:約11,955円
- 個人向け国債:約55,381円
- 差額:約43,426円
1,000万円を1年間預けた場合
- メガバンク普通預金:約23,910円
- 個人向け国債:約110,762円
- 差額:約86,852円
この差は非常に大きいですよね。まとまった資金がある方ほど、個人向け国債のメリットを実感できます。
なぜ今、個人向け国債なのか?
1. 日銀の政策転換で金利上昇中
日本銀行は2025年12月に追加利上げを決定し、政策金利を0.75%に引き上げました。これは1995年9月以来、30年ぶりの水準です。
日銀が長年続けてきた金融緩和政策を転換し、今後も段階的に金利の引き上げを進める可能性が高いため、変動金利型の個人向け国債はさらに有利になる可能性があります。
2. インフレへの対応が急務
物価上昇が続く中、銀行預金だけでは実質的に資産が目減りしてしまいます。
例えば、物価が年2%上昇する場合、金利0.3%の普通預金では実質的に年1.7%ずつ資産価値が減少していることになります。一方、税引後1.1076215%の個人向け国債なら、実質的な目減りを約0.9%に抑えることができます。
3. 元本保証の安心感
株式や投資信託と異なり、元本が保証されているため、リスクを抑えながら資産を増やせます。
これから投資を始めようと考えている初心者の方にとって、国債は最初の一歩として最適な選択肢です。
4. 税引後1%超えという大台突破
長年低金利が続いていた日本で、元本保証の商品が税引後1%を超える利回りを提供するのは画期的なことです。
この機会を逃さず、今のうちに購入しておけば、今後10年間にわたって一定の利回りを確保できる可能性が高まります。
購入方法は簡単3ステップ
ステップ1: 金融機関を選ぶ 証券会社、銀行、ゆうちょ銀行などで購入できます。ネット証券なら自宅から簡単に手続き可能です。
ステップ2: 口座を開設する まだ口座を持っていない場合は、口座開設が必要です(無料・最短即日)。
ステップ3: 購入手続きをする 毎月募集がありますので、希望の金額を申し込むだけです。募集期間は月初から月末まで、購入上限はありません。
注意点とデメリット
個人向け国債にも、いくつか注意すべき点があります。
1. 1年間は原則換金不可
購入後1年間は、原則として中途換金できません。緊急時に必要となる可能性のある資金は、別に確保しておきましょう。
2. 中途換金時のペナルティ
1年経過後は換金できますが、直前2回分の利子相当額×0.79685が差し引かれます。
例えば、100万円を1年半保有して解約する場合、直前2回分(半年分×2)の利息約5,538円が差し引かれるため、実質的に受け取れる利息は約5,538円となります。
3. 金利低下リスク(変動10年型)
変動金利型の場合、今後金利が低下すれば受け取る利息も減少します。ただし、最低金利0.05%の保証があるため、極端に低くなることはありません。
4. 定期預金と比較した流動性の低さ
定期預金なら多くの場合、1年未満でも中途解約が可能ですが、個人向け国債は1年間換金できません。この点は注意が必要です。
こんな人におすすめ
個人向け国債は、以下のような方に特におすすめです。
- 銀行預金だけでは物足りないと感じている方
- 元本保証で安全に運用したい方
- まとまった資金があり、1年以上使う予定がない方
- 投資初心者で、リスクを抑えたい方
- 老後資金など、長期的な資産形成を考えている方
- 今後の金利上昇に期待している方
よくある質問
Q1: 個人向け国債は安全ですか? A: 日本国政府が元本と利息の支払いを保証しているため、日本国が破綻しない限り安全です。銀行預金と同等の安全性があります。
Q2: いくらから購入できますか? A: 1万円から購入でき、1万円単位で追加購入できます。購入上限はありません。
Q3: どこで購入できますか? A: 証券会社、銀行、ゆうちょ銀行、信用金庫などで購入できます。ネット証券なら手続きが簡単です。
Q4: 途中で解約できますか? A: 購入後1年経過すれば、いつでも換金できます。ただし、直前2回分の利子相当額×0.79685が差し引かれます。
Q5: 毎月購入できますか? A: はい、毎月募集があります。月初から月末まで募集しており、翌月に発行されます。
まとめ
個人向け国債の金利が、1.39%(税引後1.1076215%)に上昇し、ついに税引後1%の大台を突破した今、銀行預金に眠らせておくのは非常にもったいない状況です。
今が買い時の3つの理由
- 歴史的高金利:税引後1%超えは久しぶりの水準
- 銀行預金との圧倒的な差:メガバンクの約4.6倍の利息
- 今後の金利上昇にも対応:変動金利型なので、さらなる金利上昇の恩恵を受けられる
もちろん、すべての資金を国債にする必要はありません。
おすすめの資産配分例
- 生活費・緊急予備資金(6ヶ月分):普通預金
- 投資資産:S&P500やオルカン、高配当株式等(NISAやiDeCoの活用)
- 銀行に預けていた数年以上使わず、リスクも取りたくない資金:個人向け国債
このように、目的に応じて資産を分散させることが賢い選択です。
毎月募集がありますので、まずは少額から始めてみてはいかがでしょうか。1万円から購入できるので、お試し感覚で始めることもできます。

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