みなさん、こんにちは。コージです。
今回も、電気料金の最新情報をご案内していきたいと思います。
しかし、現在私が契約しているコスモでんきが料金改定を発表されたので、今回は、料金改定の内容を見ていき、コスモでんきから別の電気会社に乗り換えるべきかをみていきたいと思います。
コスモでんきの料金改定内容を見る前に、まずは、最新の燃料費調整額の推移を見ていきましょう。
直近の燃料費調整額は減少傾向
こちらが、直近2023年4月分と5月分の燃料費調整額の表です。
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2023年4月は、10.25円/kWh
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2023年5月は、9.21円/kWh
となっており、燃料費は、減少傾向なのが分かります。
過去の燃料費調整額の推移を見ても、2023年2月が13.04円/kWh(激変緩和措置反映前)がMAXとなり、そこから減少していってくれています。
このまま燃料費が下がってくれることを願いましょう!
今回の値上げ:託送料金による値上げ(レベニューキャップ制度)
さて、それでは本題のコスモでんきの料金改定内容をみていきたいと思います。
燃料費調整額が下がってきているのに、なぜ今、値上げなのか?
こちらが、コスモでんきから発表された料金改定に関する内容です。
ここで大切になるのが、次の文章です。
小売電気事業者が一般送配電事業者に支払う送配電網の利用料金である「託送料金」が値上げとなり、これに伴って地域大手電力会社が4月より料金改定を行いました。
託送料金とは?
今回の値上げの理由が、託送料金(たくそう料金)というものです。託送料金とは、電気を送るために利用する送配電設備の利用料金で、電気料金に含まれます。
今回、この託送料金が値上がりになったため、大手電力会社は、2023年4月より料金改定を行っていて、既に東京電力も、2023年4月から料金改定をおこなっています。
そのため、東京電力も2023年4月1日に料金改定を実施しています。具体的な値上げ幅はこの表の通りです。
2023年4月度の料金改定が、どれくらいのインパクトがあるかと言うと、そこまで大きな値上げではなく、たとえば、500kWh使用した場合は、60円程度の値上げとなります。
そんなに大きな額じゃないのね。ホッとしたわ。
コスモでんきの料金改定内容
さて、私が現在契約しているコスモでんきも、この大手電力会社の値上げに伴い、料金改定をすることとなりました。
具体的な料金改定内容は、次の通りです。(東京電力エリア)
コスモでんきの改定後の電気料金は、東京電力の料金改定後の金額と一致しています。
料金改定前と後の料金比較(コスモでんき50A 500kWhの場合)
コスモでんきの場合、どのくらい料金が上がるのかをシミュレーションしてみました。
改定前(2023年5月以前)
改定後(2023年5月以降)
改定前は、18,112円で、2023年5月以降は、18,177円となり、差額は、65円の値上がりとなります。
こっちも若干の値上がりね。
料金改定後の料金比較(東京電力、下町でんき、コスモでんき)
最後に、このブログでご紹介してきた、東京電力、下町でんき、コスモでんきの3社についても比較していきたいと思います。
この表を見ると、私がよく使う400~600kWhは、まだコスモでんきが安いことが分かります。
結論:コスモでんきからの乗り換えは?
今回の料金改定は、新しい託送料金制度が開始されたことによる料金改定であり、大手電力会社は2023年4月から既に料金改定を実施しています。また、その金額は、月数十円程度となる値上がりでした。
また、今回の新しい託送料金制度による料金改定については、上の比較表を見る限り、まだ、コスモでんきで問題ないことが分かります。ということで、「今回の料金改定では、私は、コスモでんきからの乗り換えはしない。」という結論に至りました。
昨今の電気料金については、多くの見直しや期間の延長などがあり、複雑ですが、このブログでは、今後も、最新の電気料金情報をお伝えしていきたいと思います!
コメント
ENEOSでんきユーザーですが、先日 ポイントプラスプランに惹かれ
申し込みしましたが
当初の試算(4月の単価)では、ENEOSでんきと電力単価が大差なかったのですが
先日発表された7月の料金改定では東京電力管内で、
~120kW 19.91円→ 30円 +10.03円
~300kW 26.51円→ 36.6円 +11.97円
300kW~ 30.60円→40.69円 +14.38円
と1.4倍近くの値上げらしく、16日の切り替えを
キャンセルしようかと思ってます。