【最新】電気代政府補助スタートと燃料費調整額(2023年2月度)

電気代国の補助制度スタート お金を守る
コージ
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みなさん、こんにちは。コージです。

このブログでは、これまで、どうしたら、高くなり続ける電気料金を抑えることができるかを解説してきました。

今回は、電気料金についての最新情報をお伝えしたいと思います。

これまでは、燃料費調整額の上限がある東京電力などの従量電灯プランをおすすめしてきました。結論から言うと、2023年1月時点でも、この方法が一番電気料金を抑えることができる方法となっています。(これは、東京電力が電気料金や燃料費調整額の変更をするまでは有効となります。)

2023年2月度の燃料費調整額

さて、まずは、いつもお伝えしている燃料費調整単価の最新情報をご紹介します。

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※参照元:東京電力HPより抜粋

この表をみて、「アレ?いつもの掲載方法と違うぞ?」と思った方もいるかもしれません。

ちなみに、2023年1月度の燃料費調整額の表はこちらです。

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違いとしては、2023年2月度から、激変緩和措置反映前激変緩和措置反映後という項目ができています。

これは、政府による電気代の支援額を反映した結果が表示されています。(政府による電気代支援策の詳細については後ほど解説しますが、一般的な電気料金については、1kWh当たり7円の補助が一定期間適用されます。

燃料費は上がっているか?下がっているのか?

政府の支援策の詳細を紹介する前に、そもそも、燃料費は引き続き、上がっているのか、それとも、下がり始めたのか、を見ていきたいと思います。

こちらは東京電力が発表している燃料費調整単価一覧表ですが、2023年2月分を見ると、価格がかなり下がっていることがわかります

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※参照:東京電力HPより抜粋

しかし、この価格は、先に説明した政府の補助金を含んだ価格(-7円)となっており、関東エリアだけを見ると、補助金を含まなければ、2023年2月の燃料費調整単価は、

6.04円+7円=13.04円/kWhとなり、先月の12.99円/kWhから若干上がっていることが分かります。(前月度から+0.05円/kWh)

そのため、燃料費は引き続き上がっていますが、上昇率は以前よりは弱まっており、高止まりしてきた可能性もあります

コージ
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まぁ、結論を言うと、燃料費はぜんぜん下がっていない。ということですね。

電気・ガス価格激変緩和対策事業とは?

さて、続いては、政府が始めた電気料金や都市ガス料金の補助制度についてご紹介します。

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※参照:経済産業省資源エネルギー庁HPより抜粋

上記の通り、政府は高騰した電気代やガス代の負担を緩和させるために、料金の値引き制度を始めました。

政府による具体的な割引料金が適用されるのは3つのケース

具体的には、以下の3つの料金について割引が適用されます。

<電気料金>

  • 【低圧】値引き単価:7円/kWh
  • 【高圧】値引き単価:3.5円/kWh

※低圧の7円/kWhが一般的な家庭が適用される割引です。

<ガス料金>

  • 都市ガス料金の値引き 値引き単価:30円/㎥

一般的な家庭であれば、電気料金は7円/kWhの値引きと、もし、都市ガスを利用している家庭であれば、ガス代も、30円/㎥が値引きされる形となります

LPガスやプロパンガスを利用している家庭は?

うちはプロパンなんだけどプロパンも値引きされるの?

都市区に住んでおらず、都市ガスを利用していない家庭も多くあると思います

その場合は、LPガスやプロパンガスと契約していると思うのですが、LPガスやプロパンは、今回の値引きは、対象外となってしまいます

その理由としては、自民党のHPでは、このように記載されておりました。(残念です。。。)

Q:LPガス料金を価格激変緩和対策事業の対象にしなかった理由は?

A:この1年間で都市ガス料金は家庭向けが約4割、工業向けが約8割上昇する一方、家庭向けのLPガス料金は約1割の値上がりにとどまっているからです。

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※参照:自民党HPより抜粋

残念ながら、LPガスやプロパンガスは、値上がりが1割しかしていないので、補助の対象外のようです。

税金を使った補助なのに、なんだか不公平ね。

電気料金の値引きはいつから?

さて、気になる電気料金の値引きですが、結論を言うと、2023年1月現在、もうすでに始まっています

具体的には、令和5年1月の使用分から、今回の値引き(-7円/kWh)が適用されます。

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※参照:資源エネルギー庁資料より抜粋

値引きの期間は?

値引きの期間としては、2023年1月~9月の9か月分電気使用分が値引きされる予定となります

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※参照:資源エネルギー庁資料より抜粋

割引を受けるための申請や手続きは?

ちなみに、この補助を受けるための手続きや申請は不要となります

毎月支払う燃料費調整額から今回の補助分を電気料金から値引きしてくれます。

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※参照:東京電力HPより抜粋

まとめ:今回の補助制度により一般家庭は一安心か?

今回の補助制度により、例えば、500kWh使用する家庭であれば、3,500円分の値引きが適用されます。これにより家計は助かるのは確かですが、この制度は、現時点では9か月間だけの措置となります。

そして、何より、2023年4月以降、電気料金や燃料費調整額の再調整が予定されているため、今回の補助額を超えた値上がりが予想されます。

そう考えると、値上がりされるまでの、1月~3月くらいは電気料金が抑えられますが、値上がり後はこれまで通り、もしくは、これまで以上の値上がりになってしまいます

そして、一番恐ろしいのは、補助制度が終わった2023年10月以降は、料金の値上がりをもろに受ける形となり、電気料金が超爆上がりすることも考えられます

コージ
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ということで、このブログでは、引き続き、電気代に関する情報を集め続け、現状一番お得な方法をご紹介していきたいと思います!

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