【PancakeSwap】ステーブルコインでイールドファーミングする方法(利回り5%)

ステーブルコインでイールドファーミングする方法 お金を増やす

今回は、PancakeSwapを使って、元本を守りながらイールドファーミングをする方法を解説します。

イールドファーミングするには、ペアとなる仮想通貨を用意する必要があるのですが、用意する仮想通貨をステーブルコインにします。ステーブルコインとは、1$=1コインとなるように価値が担保されているコインのことです。そのため、たとえ、仮想通貨市場の暴落が起こっても、元本を守ることができるのです

安全なステーブルコイン3選

ステーブルコインの中でも安全なものとしては、以下の3つのコインが挙げられます(一口にステーブルコインと言っても、いろいろあり、安全じゃないものもありますのでご注意ください。)

  1. Tether(USDT)
  2. USD Coin(USDC)
  3. Binance USD(BUSD)

この3つのステーブルコインは、価格が1ドルと連動していて、且つ、時価総額も非常に大きく、かなり安全面が保証されている仮想通貨として有名です。

image

Tether(USDT)は、仮想通貨の時価総額の中でも3位USD Coin(USDC)は2位Binance USD(BUSD)は7位です。(※2022年5月27日現在 ※参照元:coinmarketcap.com)

今回は、この3つの中から一番いい利回りを持つペアをPancakeSwap内で探して、イールドファーミングしていきたいと思います

もう一度言うと、ステーブルコインを使ってファーミングする最大の理由は、仮想通貨全体の暴落に備えるためです

仮想通貨は市場全体が下がると全ての仮想通貨が連動して下がります。ビットコインが下がるとイーサリウムも下がります。これがあるから仮想通貨って怖いんですよね。

でも、ステーブルコインは、仮想通貨全体が下がったとしても、1ドルの価値を保ってくれます。そして、安定しているステーブルコインを使い、元本は確保しながら、利回り数パーセントの運用をするのが今回の狙いです

PancakeSwapでステーブルコインペアの利回りを確認

まずは、PancakeSwapのFarmページで、①Tether(USDT)と②USD Coin(USDC)、③Binance USD(BUSD)のペアを探して利回りを確認してみましょう。

PancakeSwapにアクセスしてみると、ずらーとファーミングできる仮想通貨のペアが並んでいます。(リスクが高いものは利回りも高く、中には利回り100%を超えるものも見つかります。)

image

この中から先ほどの3つのステーブルコイン(USDT,USDC,BUSD)を見つけます。(※全てのペアを表示させたあと『USD』で検索すると見つけやすいです。)

USDC-USDTの利回り

まずは一つ目の『USDC-USDT』を見てみましょう。この利回りを確認してみると4.53%でした。(※2022.5.27時点)

元本保証の投資商品としては、おそろしく高利回りです。

image

USDC-BUSDの利回り

つぎに見つけたのが、『USDC-BUSD』。こちらの利回りは、2.17%でした。(一般的には、これでも高いです。)

image

USDT-BUSDの利回り

最後に『USDT-BUSD』のペア。こちらの利回りは、2.51%でした。

image

ということで、今回は、ステーブルコインの中でも利回りが1番高かった、Tether(USDT)とUSD Coin(USDC)のペアを使ってイールドファーミングしてみたいと思います

PancakeSwapでイールドファーミングする方法

イールドファーミングする方法はざっくりと次の3ステップです。

  1. ペアとなる仮想通貨を用意する
  2. 2つの仮想通貨をLPトークンに替える
  3. LPトークンをステーキングする

ということで、ここからは、PancakeSwapでの具体的な手順を詳しく解説していきます。

同額のUSDTとUSDCを用意する

イールドファーミングで運用するには、同額のUSDTとUSDCを用意する必要があるので、まずは、仮想通貨を準備したいと思います。

※なお、日本円から仮想通貨に替える詳しい説明は割愛させていただきますが、基本的には以下の手順でできます。

  1. 国内の仮想通貨取引所の口座を開設(有名どころはCoincheckbitbankがあります。)
  2. ※ちなみに私の場合は、従来から板取引ができるbitbankを利用しています。

  3. バイナンスの口座を開設(Binance
  4. MetaMask(財布)を用意(Google Chrome拡張機能はこちら
  5. MetaMaskに仮想通貨を送金(流れとしては、Coincheck→Binance→MetaMaskとなります。)

※なお、詳しい手順は私の個人ブログで解説済みとなりますので、こちらをご確認ください。

ご参考:bitbankからバイナンスへ送金する方法

ご参考:バイナンス(Binance)にある仮想通貨をMetaMaskへ送金する方法

まずは、自分の持っている仮想通貨をUSDTとUSDCに替えたいと思います。

仮想通貨を替えるには、PancakeSwapのメニューから「Trade」→「Swap」で自分の持っている仮想通貨を別のコインに替えることができます。(※今回の例では、私の持っていたBUSDをUSDTに交換したいと思います。)

image

交換方法は、Swapの部分にて交換したい仮想通貨を選択します。(※今回は、BUSD→USDTを選択します。)

image

仮想通貨の名前をクリックすると「Select a Token」画面が表示されます。

image

仮想通貨を選択できたら、交換する数値を入力(もしくはMAXボタン)して、『Swap』ボタンをクリックします。

image

確認画面が表示されるので、このまま『Confirm Swap』ボタンをクリックします。

image

※METAMASK画面が表示されるので、ガス代を確認して『確認』ボタンをクリックします。

image

これで、仮想通貨を交換できました。

image

これと同様に、今度は、ペアとなるUSDCも同じ額だけ用意します。(こちらの手順は同じですので省略します。)

USDTとUSDCのLPトークンを用意する

同額分のUSDTとUSDCがMetaMaskに表示されていることを確認して、今度はこのステーブルコインをファーミングしていきます。

image

イールドファーミングするには、LPトークンというものが必要となりますので、まずは、LPトークンを用意します。そのために、まずは、PancakeSwapの『Trade』→『Liquidty』をクリックします。

image

次に、ペアとなる仮想通貨(今回はUSDT-USDC)を選択するために『Find other LP tokens』をクリックします。

image

ここで、USDTとUSDCを選択して、『Add Liauidity』をクリックします。

image

すると自分の持っている仮想通貨の数量が表示されるので、このまま『Enable USDT』をクリックします。

image

MetaMask画面が表示されるので、『確認』をクリックします。

image

続いて、USDC側も『Enable USDC』をクリックして、アクセス権限を与えます。(MetaMask画面は省略します。)

image

これで、『Supply』ボタンが押せるようになったので、そのままクリックします。

image

取得できるLPトークンの詳細を確認して『Confirm Supply』ボタンをクリックします。(MetaMask画面が表示されるので、確認をクリックします。)

image

これで、LPトークンを取得することができました。Liauidity画面に戻ると『USDT/USDC』のLPトークンが表示されていると思います。

image

USDTとUSDCのLPトークンをファーミングする

これでようやく、イールドファーミングする準備が整いました。最後は、取得したLPトークンをファーミングします。

ファーミングは、PancakeSwapのメニューから『Earn』→『Farms』をクリックします。

image

次に、USDC-USDTのペアを探して、『Enable』ボタンをクリックします。

image

METAMASKの確認画面が表示されるので、『確認』をクリックします。

image

アクセス権限を与えたら、ファーミング画面に戻って、『Stake LP』ボタンをクリックします。

image

持っているLPトークンを全て預けて『Confirm』ボタンをクリックします。

image

MetaMaskがガス代を要求してくるので『確認』をクリックします。

image

これで、ステーブルコインのイールドファーミング処理は完了です。ファーミング画面でもステーキングされていることが分かります。

image

あとは、基本的に、ほったからしでOKです。これで、利回り4.54%で勝手にCAKEが増えていきます

そして、重要なポイントは、たとえ今後、仮想通貨市場が暴落しても、ステーブルコインなので大きな損害はありません

コージ
コージ

素晴らしいですね!

コメント

タイトルとURLをコピーしました